昭和詰将棋秀局懐古録下巻
「昭和詰将棋秀局懐古録下巻」は、田邉重信氏が昭和62年に金剛出版から発行された本です。
前々回の記事で取り上げたものの続巻となっております。
前々回の記事で取り上げたものの続巻となっております。
第一部は「詰将棋」と題され、約四十年間の詰将棋パラダイス誌に掲載された作品から640局が収録されています。
一章から、構想・軽妙局、条件局、趣向局、小駒局、曲詰、大道詰将棋、超長編局という並びです。
第二部は「大家言々」と題され、安達榮司氏、福田稔氏、日野秀男氏、堀内和雄氏、加藤久弥氏、北原碧春氏、北村憲一氏、森田銀杏氏、岡田敏氏、篠原昇氏、田中至氏、塩沢邪風氏、田代達生氏の文章が載っています。
1000頁を超える大作です。
私は図書館から借りてきて読んだのですが、「最初の方は短手数の作品なんだろうな」と思い開いてみると、第1番に「千早城」とあって苦笑いしてしまいました。
どれも素晴らしい作品としか言いようがありません。豪華すぎて眩暈がしそうです。
作家・作品名一覧表を載せる気力はありませんが、ざっと命名されているものをあげますと(一部ですが)、
一章からは古関三雄氏「糸車」、柳田明氏「変奏曲」、平田好孝氏「新世界」、七條兼三氏「シャム双生児」、添川公司氏「ゴールド・ラッシュ」、福田桂士氏「馬子唄」、大塚敏男氏「白馬」など。
二章からは田中至氏「ヒマラヤ」、七條兼三氏「石兵の陣」、深井一伸氏「七対子」、若島正氏「地獄変」、駒場和男氏「三十六人斬」「夕霧」、大西宏明氏「大都会」、伊藤正氏「天女」、添川公司氏「帰去来」など。
三章からは山崎隆氏「石神井川」、添川公司氏「夜間飛行」、巨椋鴻之介氏「流水」「雲」「さざなみ」、上田吉一氏「保津川下り」「五月晴」「モザイク」「銀舞」「変拍子」など。
四章からは福田桂士氏「宇宙遊泳」、山田修司氏「小独楽(死と乙女)」など。
七章は五作、山本昭一氏「メガロポリス」「メタ新世界」、山崎隆氏「赤兎馬」、相馬康幸氏「風神」、トリが橋本孝治氏「ミクロコスモス」です。
近代将棋誌や将棋世界誌に掲載された作品が収録されていないのは残念な気がしますが、よくぞ完成にこぎつけたと思います。
「詰将棋工学母艦」が欲しいな、という思いが増してきました。
既に売り切れてしまっているのでしょうか。
当ブログ、8月(から)は、完結して本になってもらいたかった…という文章(コーナー)を少しずつ載せて行きたいと思います。
受信して下さる方がいると信じて。
一章から、構想・軽妙局、条件局、趣向局、小駒局、曲詰、大道詰将棋、超長編局という並びです。
第二部は「大家言々」と題され、安達榮司氏、福田稔氏、日野秀男氏、堀内和雄氏、加藤久弥氏、北原碧春氏、北村憲一氏、森田銀杏氏、岡田敏氏、篠原昇氏、田中至氏、塩沢邪風氏、田代達生氏の文章が載っています。
1000頁を超える大作です。
私は図書館から借りてきて読んだのですが、「最初の方は短手数の作品なんだろうな」と思い開いてみると、第1番に「千早城」とあって苦笑いしてしまいました。
どれも素晴らしい作品としか言いようがありません。豪華すぎて眩暈がしそうです。
作家・作品名一覧表を載せる気力はありませんが、ざっと命名されているものをあげますと(一部ですが)、
一章からは古関三雄氏「糸車」、柳田明氏「変奏曲」、平田好孝氏「新世界」、七條兼三氏「シャム双生児」、添川公司氏「ゴールド・ラッシュ」、福田桂士氏「馬子唄」、大塚敏男氏「白馬」など。
二章からは田中至氏「ヒマラヤ」、七條兼三氏「石兵の陣」、深井一伸氏「七対子」、若島正氏「地獄変」、駒場和男氏「三十六人斬」「夕霧」、大西宏明氏「大都会」、伊藤正氏「天女」、添川公司氏「帰去来」など。
三章からは山崎隆氏「石神井川」、添川公司氏「夜間飛行」、巨椋鴻之介氏「流水」「雲」「さざなみ」、上田吉一氏「保津川下り」「五月晴」「モザイク」「銀舞」「変拍子」など。
四章からは福田桂士氏「宇宙遊泳」、山田修司氏「小独楽(死と乙女)」など。
七章は五作、山本昭一氏「メガロポリス」「メタ新世界」、山崎隆氏「赤兎馬」、相馬康幸氏「風神」、トリが橋本孝治氏「ミクロコスモス」です。
近代将棋誌や将棋世界誌に掲載された作品が収録されていないのは残念な気がしますが、よくぞ完成にこぎつけたと思います。
「詰将棋工学母艦」が欲しいな、という思いが増してきました。
既に売り切れてしまっているのでしょうか。
当ブログ、8月(から)は、完結して本になってもらいたかった…という文章(コーナー)を少しずつ載せて行きたいと思います。
受信して下さる方がいると信じて。