詰パラ2015年12月号 ちょっとした感想

本日は、詰将棋パラダイス12月号のちょっとした感想を書きたいと思います。
今月号は、先月28日に届きました。
今月の詰将棋
表紙
私が詰将棋に出合ったのは近代将棋だったか、ネットだったか忘れてしまいましたが、詰将棋おもちゃ箱から受けた影響は絶大なものでした。…いや、今もですね。
当初、TETSUさんは相当なお歳なのだろう、と想像していたことを思い出します。

短編コンクール
倍率はどのくらいだったか、気になります。
短コンの名物作家と言えば、目高正一・横井川正美の両氏が浮かびます。今年は横井川氏のみが入選されましたね。
金子清志・木下豊氏などといったメンバーの姿が見られないのは残念です。

全国大会で司会を務められた吉松氏の詰パラでの入選は、1989年6月号(400号)の詰将棋博覧会以来となりますか。創棋会作品展でも入選されており、作家としての活動再開ですかね。

鈴川氏が入選100回を達成、おめでとうございます。18歳台(変な書き方かもしれませんが)の達成は従来の記録を1歳以上塗り替えるもの、所要期間6年7か月は2番目の早さでしょうか。
ちなみに2015年の入選回数が25回、これは三輪氏の22回などを押さえて最多ですかね。
厳密にはまだ確定していませんが、まず間違いないでしょう。

解図する気をそそる作を発見。ん?手順は違うのでしょうか…。まあ、解けば分かるでしょう。

今回の解説者は冬眠蛙さんではないという噂を聞いていますので、正しいとすればどなたになるのかも、楽しみの一つでしょうか。

同人室
北川氏が入選200回を達成、こちらもおめでとうございます。
100回から35年ほど経過しての到達。近代将棋でも入選100回を達成されていますね。
D級
初入選の堀田氏は、ペンネーム(俳号?)でブログを書かれている方でしょうか。
詰将棋デパート
絶連特集、2年振りになりますか。前回は1作のみと撃沈したので、今度こそ。
返り討ちに遭う可能性が高いですが…。


全詰連の頁
お悔やみ申し上げます。
桑原氏に関しては先月号のちょっとした感想の末尾に記しましたが、摩利・駒谷氏に関してはまだまだの年齢なのにという印象です。


詰将棋の散歩道
遺言により国会図書館に寄贈というのは、あっぱれと感じさせられます。
現代でもこういう形を取る方が多ければ、所有者の没後に埋もれてしまう詰棋書も少なく済むと思うのですが…。


らんぶるの時代
当たり前ですが、知らない事ばかりです。
西原氏が何者かが明らかに。
玉露甘氏は、私の所持している最初の詰パラでは、もう冬眠されているような扱いでした。


結果稿
小学校
5作を約40秒で…。
短期大学
短11。思わず、綺麗とつぶやいてしまいました。
詰将棋デパート
「右王左王」はゆめまぼろし百番の第86番ですか。この作品集、出典が書いていないのですよね。
かつてそのことについての詳しい記事が「ふしんなページ」にありましたっけ。
再び、見られるようになりますように…!


編集室
不詰はどんまいとしか言えません。
吹き飛ばすような作品を今後、発表して頂ければいいと思います。
解答を(ほとんど)していない人間だから言えるのかもしれませんが…。
常連解答者への連絡は、公式ホームページがある現在は行われていませんよね。

加賀氏の八段認定はめでたいです。
解答者としての段位は、これまでは六段が最高だったと思います。
これまでは作家の方々に偏っていた印象がありますので、続く方が出てくるかに個人的には注目しています。



将棋世界
詰パラではありませんが、将棋世界2016年1月号についても記さねばなりません。
懸賞詰将棋が谷川九段から若島氏へとバトンタッチということで、驚きました。
駒数少ない初形から、あっという手順が出てくる作が見られることを、勝手に期待しています。
これまでと変わることなく、購入し続けるだけですね。
取り組んではみますが、奮斗努力の甲斐も無くという結末が見えます。

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