第113回詰とうほく参加記

本日の記事は、8月19日(土)に開催された第113回詰とうほくの参加記です。
いつの間にか1週間が経過していました。

行きの東北新幹線では「多くのご予約をいただいており」というアナウンスが流れ、実際に3人掛けの真ん中の席の多くが埋まっていました。
この日の仙台市の天気は晴れ。最高気温は33℃、最低気温は26℃。
関東よりは少々低いとはいえ、それでも暑く感じました。

今回の会場は戦災復興記念館。
過去の利用はあるそうですが、私にとっては初めての会場です。
仙台駅西口から少々距離があり、徒歩という選択肢も考えられますが、無理せずバスに乗車しました。
同じバスに乗車していた石川さんとともに到着。
少しばかり1階入口付近に滞在してから、5階和室2へ移動しました。
ロの字に長机が置かれており、参加者は座布団のみ押し入れから運ぶ形でした。

利波さんが先週のたま研でお披露目となった「古図式趣向詰撰集」を販売。
たま研でお話しされていましたが、著者と携わった方の思いが合わさって出た本だと改めて感じました。

詰とうほく恒例となっている浦壁さんの資料ですが、今回はいつにも増しての厚さ。
パラパラとめくるだけでも「こんな作品あったなあ」「思い出せない」と思いました。
誤植等のチェック用とおっしゃっていますが、体感であっという間に次回が来てしまい、なかなか応えられないのは申し訳ない気持ちです。

多くの時間を割いたのは、たま研課題作の解図。
1作目から歯ごたえがあり、時間が掛かった様子でした。
中には鑑賞のみに留めることとした作品も。

市島さんの新聞発表用作品を拝見しました。
配置や駒数の制限がありながら、前例との同一を避けるのは容易ではないと作れない身としては思います。
5作揃う日が楽しみです。

後半では、詰将棋パラダイス7月号で解けないという声があった作品の解図を試みました。
しかし、なかなか正解にたどり着かず二次会回しとなりました。

その他には、先月から今月にかけて発売された詰棋書を読むという時間もありました。
市島さんとは、惜しいと思われたが実は惜しくなかった作品の話を少々交わしました。

参加者は8名。
全員が前回も参加された方でした。

二次会は前回と同じ場所にて実施。
仙台駅前のため、バスで移動しました。
2時間足らずでしょうか、途中ハプニングがありましたが、解図の続きや最近の作品に思うことなどを語らいました。
蛇足ですが、この日は高校野球で仙台育英対花巻東の東北対決があり、仙台育英が勝利を収めました。

二次会がお開きとなった後、帰りの新幹線に乗車。
岩手県区間の雨の影響により遅れが発生しましたが、乗車後は問題なく帰宅しました。
たま研参加記でも書きましたが、翌日は詰工房・創棋会・詰四会の3会合が予定されていました。
私は詰工房を選択しましたが、中にはバスで香川県(詰四会)へ向かうという猛者も。
暑さでバテ気味の身としては、体力を見習いたいと思った次第です。

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