第36回詰将棋全国大会参加記

本日の記事は、7月17日(月・祝)に開催された第36回詰将棋全国大会の参加記です。
公開に非常に時間が掛かった割には、さほど長くなくなってしまいました…。

新型コロナウイルスの影響で実に4年ぶりとなる詰将棋全国大会が、三重県桑名市で開催されました。
桑名で宿泊が叶わず、前日は四日市市に宿泊しての参加となりました。
天気は晴れ、最高気温36℃、最低気温25℃と猛烈な暑さ。
桑名駅からひいひい言いながら歩き、会場の「くわなメディアライヴ」に到着。

今回は全日本詰将棋連盟の幹事会が運営。
端くれとして私は会場設営ののち、受付を担当しました。
3名がけの席の真ん中を空け、ボールペンや資料を配置。
受付は11時30分からの予定でしたが、早めに到着された方を考慮して11時開始に繰り上げ。
事前受付と当日受付で分けて会費を徴収しました。
名札は探す手間が掛かることを考慮し、今年は紙に記入していただくことになりました。

12時30分に開幕。石黒さんの司会は15回目とのこと。
挨拶の後の拍手を聞き、この場が戻ってきたのだなと感じました。
表彰は開催できなかった3年分も振り返りつつ、令和4年度分を実施。
七條賞は10傑の方がいらっしゃらなかったのは悔やまれるところでした。
看寿賞表彰には、馬屋原さんと岸本さんの2名が出席。
10回表彰は馬屋原さん、平井さん、少々遅れて到着の谷本さんの3名。
25回表彰は馬詰さんが対象となりました。
私は7回目の参加。10回表彰まであと3回は、近いようで遠いように思います。
アマ連杯握り詰は39手以下の手数制限を設け、集まった17作を市島さんが解説。

30分間の休憩が終わると、私は別室へ移動し、荒川さん・吉松さんと記念詰将棋の採点とアマ連杯握り詰の集計を行いました。
記念詰将棋は斎藤慎太郎八段が出題。誤解こそありましたがケアレスミスと感じる解答はなく、短い時間で正解を入れる腕に感心。
アマ連杯握り詰は投票率の高さにありがたい気持ちになりました。

休憩後の看寿賞受賞作品紹介は令和元~4年の4年分でボリュームたっぷり、聞く方も大変だったかと思いましたが、空白を埋めるために必要だったと信じています。
解説を担当した、石黒さん・岸本さん・廣瀬さん・堀内さん、本当にお疲れ様でした。
やや時間があったため、式次第の掲載はなかった一人一言を実施。
最後は記念撮影。カメラをセットしてご自分も収まる「池田カメラ」で締めくくりました。

地元で会場を確保し、Youtubeでの配信、市の後援も取り付けてくださった桑名囲碁将棋サロン庵代表の大川英輝さんには、感謝の他ありません。

参加回数最多は2名が31回で並んでいましたが、今回の結果で髙見さんが32回の単独最多となりました。
島根県からの参加は容易でないと思いますが、熱意に敬意を表します。

いよいよ復活の詰将棋全国大会、来年は関東での開催。
恐らく再び運営側ではと考えています。
懇親会やアトラクションの復活も考えられるところで、今から怖いような、楽しみなような。
健康に気をつけ(最近特に痛感します)、8回目の参加を目指します。

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