詰パラ2022年3月号 ちょっとした感想

本日の記事は、詰将棋パラダイス3月号のちょっとした感想です。
2日に到着しました。

今月の詰将棋
表紙詰将棋
池田豊氏が登場。復活組がちらほら見られて嬉しいです。
私が詰将棋パラダイスのバックナンバーを読んだのは、ヤフオク!で400冊ほど購入したのが始まりでしたが、最も古い号が前回表紙登場の1976年5月号でした。

高等学校
今後は手数順で出題とのこと。
虎野氏は第б回裏短編コンクールの「第三の選択」が記憶に新しいですね。
住所で分かるように有名作家のペンネーム、再びの大活躍も期待できるでしょうか。

短期大学
全員看寿賞作家ですね。

創棋会作品展
課題は「50に因んだ作品」。壮棋会発足から50年ですか…。


持駒のある風景
竪山氏(堅山ではありません)は80代後半、作品は見掛けなくなりましたがご健在なのは喜ばしいですね。


ちえのわ雑文集
今月も馬屋原氏、「ランダム詰将棋」第2弾についてご執筆いただきました。
私も購入済です。
引き続き、本コーナーへのご投稿をお待ちしております。


名局ライブラリー
1月に亡くなられた山本勝士氏の特集。
昔の作品の紹介は、後追いの者にとってありがたいです。
奈良新聞発表作の再録「闘鶏のあしあと」も大分前の話ですね…。


全詰連の頁
恒例の看寿賞候補作推薦の時期がやってきました。
今年も懲りずに投票予定です。
やさしい大学院の結果稿を読む前に投票するのは、少々残念ですが…。


読者サロン
会沢氏の投稿、短編はまだ行き詰まっていないのではと、個人的には思いたいです…。


結果稿
ヤング・デ・詰将棋
3(斎藤氏作) 33金~23金の5手が最初と最後に登場する美しさ。

短編コンクール
50作を制したのは柳原氏作。おめでとうございます。
玉から遠ざかるような77馬、それに対する角合が2度動く構成。
平均点2.9台半ばは非常に高いですが、評価A(読者サロンの投稿に因みこの書き方にしています)が集中したのも頷けます。
私が把握している範囲で評判が最も高かった作品で、そのような優勝しにくいという偏見がありましたが、打ち破りました。
「合駒のない密度の濃い手筋モノに憧れる。しかし作るのは容易ではない。行き詰まってくると、我慢ができず合駒でごまかそうと楽をする」というツイートをされていましたが、隣の芝生はという言葉が浮かびました…。
3連覇がかかっていた山路氏は4位。
龍と馬による両王手と思いきや別の場所に龍を開く作品で、決して悪くない作品と思いますが他が強かったですね。
詰将棋順位戦しかり、詰将棋サロンしかり、3年連続というのは難しいと思わされます。
1(会沢氏作) 44龍の往復、ナイストップバッターです。
2(青木氏作) 76角が65飛を飛び越えたように見える手順を9手で表現。
18(斎藤氏作) 2度の39への捨て駒がよい味を出しています。
22(鈴川氏作) 72馬が消える展開に感心しました。
25(則内氏作) 75飛~65飛は不思議な感覚です。
31(太刀岡氏作) 銀香が成った後に元の位置へ戻る、アイデア賞ものです。
32(谷本氏作) 飛角の限定打をいずれも活用。
37(野曽原氏作) 飛の翻弄に最終手も飛、好感が持てます。
48(山村氏作) 中合で得た角を捨てることで玉の退路を塞ぐわけですね。
50(吉松氏作) と金の活用が見もの。

同人室
3(山田氏作) 詰上りの玉位置が13とは予想できませんでした。
6(鈴川氏作) 飛車が動いている間に他の駒がどんどん消えていくような感覚。
7(金子氏作) 25桂~33桂成の繰り返しが快いです。
12(原田氏作) 桂合・金合の収束で14龍までと思いきや、もう一山ありました。
15(馬屋原氏作) 「槍の帝王」とは異なり、終始五段目を動く玉。

大学院
2作とも六種合。いい所まで来ているだけにもう一種という欲はなくもないですが…。
院9(高野氏作) 本作は相当難しいのでは…。正解者数二桁なのはさすがです。
院10(岸本氏作) 粘りのある手順、この収束に繋げましたか。

創棋会作品展
1(則内氏作) 44飛は紛うことなき中空の一手。
3(谷本氏作) 角を離して打つのは作者のお家芸だと思いますが、多段活用とは。

谷川浩司の光速流双玉ルーム
右下の駒が全て捌けるのですね。

詰将棋デパート
3(山田康一氏作) 手順において香が一間おきに4枚並ぶのはユニークですね。

0 Comments

Leave a comment