詰パラ2021年9月号 ちょっとした感想

本日の記事は、詰将棋パラダイス9月号のちょっとした感想です。
先月30日に到着しました。
今月も更新が遅くなってしまいました…。

今月の詰将棋
表紙詰将棋
杉田氏の登場。初入選は2018年10月号の作品ですね。
詰将棋解答選手権にも投稿いただいており、大変ありがたいです。

中学校
先月の創棋会に参加されていた家島氏が初入選。
盤に並べられていた作品とは、異なるように思われます。

高等学校
在庫が4半期分以上ということは、2年分以上ということでしょうか。
不完全作や過去の作品と衝突している作、採用ラインに達していない作の返送はやむなしですが、採用級の作品が多いのであれば臨時高等学校の開催も考えられそうです。
臨時では採用を望まない方もおられそうなので、簡単ではありませんが。

大学
名作と書かれていると、期待が高まります。
板倉氏は将棋世界ですと昨年9月号に入選されていますが、詰将棋パラダイスでは1975年4月号以来46年振り!の登場でしょうか。

大学院
添川氏の2作。選題の言葉から、詰上りの枚数は絞れそうですね。

創棋会作品展
全作10手台とのこと、解答数は増えるでしょうか。

詰将棋デパート
良い!と思った作品を即採用というスタンス、賛同します。
中村氏作はタイトルから期待大です。


全詰連の頁
雑文(2021年8月)にも書きましたが、詰将棋全国大会は今年も開催見送りとなりました。
楽しみにしていた身としては、無念の一言です。
福岡県への緊急事態宣言発令は9月30日まで延長されたので、結果としては19日も含まれることになります。
来年こそは実施したいものですね。
新刊「百日紅」「創発」は注目の会合作品集です。


詰将棋段級位取得者一覧
お名前の羅列ではありますが、私としては興味深いデータ。
私家版はここ数年更新できていませんが、連休のどこかで行いたいです。


詰将棋の眺め方
今回は小林氏の担当で、高橋和男氏の短編紹介。
詰将棋パラダイス1973年4月号発表の作品の印象が強いです。
再度の復活を期待しています。


持駒のある風景
同一作であればある程度見つけやすそうが、少しでも異なると難しくなりますね。
類作の検索が容易になる時代の到来が待ち遠しいです。


ちえのわ雑文集
今月は太刀岡氏に、新刊「透明駒入門」について執筆いただきました。
投稿いただいている方には、ここ数日で採否をご連絡いたします。
在庫が再び少なくなりつつありますので、ご投稿をお待ちしております。


読者サロン
創棋会作品ネット作品展について書かれています。
天月氏作と岸本氏作、タイプが異なりますね。


結果稿
A級順位戦
下の順位からの解説。4位まで読み、今年も有吉さん、中村さんの勝負かと思いましたが不明を恥じることとなりました。
A級優勝経験者を抑えて初A級の天内氏が優勝。おめでとうございます。
2位は3年連続で中村氏、3位は昨年優勝の有吉氏となりました。
3(山田氏作)、龍馬が元の位置に戻るという主張が表現されています。
4(有吉氏作)、限定打の31飛を捨てる展開や玉方龍の動きが楽しめます。
5(三角氏作)、こちらは玉方馬が忙しく動き回ります。
6(天内氏作)、重厚な手順で順位戦らしい作品と言えそうです。

B級順位戦
A級在位21期を誇る詰将棋順位戦の雄、小林敏樹氏が1位で4年振りのA級復帰。
2位は小林尚樹氏、3位は前期A級の利波氏。
2(小林敏樹氏作)、角の2枚捨てはインパクトがありますね。玉と角の距離は違いますが、駒場和男氏作「春雷」(詰将棋パラダイス1980年1月号)を連想しました(的外れですねと笑われそうですが)。冷静に見返すと、大駒4枚捨てでした。
4(小林尚樹氏作)、玉方銀の玄妙なる動き、文句なしの昇級と言えましょう。
6(中澤氏作)、玉方銀の翻弄は楽しいですが、水谷創氏作(詰将棋パラダイス2014年6月号)と比較されてしまうのでしょうか。
7(芹田氏作)、順位戦向きの作品ではないということでしょうかね…。

C級順位戦
岩崎氏が1位、三輪氏が2位、大崎氏が3位で昇級。
A級優勝3回の金子氏の降級は驚きましたが、戦い抜いたというお気持ちかもしれません。
鳩森氏作は行き違いで掲載されなかったとのこと…。
2(三輪氏作)、飛不成の最遠移動が直後に戻ってきます。15手でまとまっており、だらだら感もありません。
6(岩崎氏作)、詰上りで角がよく利いています。
7(大崎氏作)、角を2度33~55とする方に目が行きました。

同人室
1(海老原氏作)、初手は紛れもない伏線。
2(柴田氏作)、12銀成がいいですね。
4(三輪氏作)、伏線かどうかは分かりかねますが好作。
6(山田氏作)、55桂が邪魔駒というのはなるほど。
9(利波氏作)、15角の消去と詰方銀の一回転。
13(北川氏作)、3手目がしばらく後で生きる構成。

やさしい大学院
今回は解答者が増加し、コーナーの名前に違わぬ結果となったようですね。
3(岩村氏作)、玉方歩を馬鋸で取り切らず、壁として残しておくという発想。

創棋会作品展
3(則内氏作)、玉方の最善?と思ってしまう手が面白いです。

詰将棋デパート
1(大崎氏作)、先に93龍とするのですね。
2(井上氏作)、銀の剥がしでしたか。
3(谷川氏作)、逆王手を含む合駒による粘り強い手順が見られます。
4(菅野氏作)、二重掲載となってしまいましたが、情けないことに私はすぐに気づきませんでした…。
5(伊藤氏作)、昨年に続く小駒煙。じっくり鑑賞したいと思います。

谷川浩司の光速流双玉ルーム
合駒の飛車が動き、戻って消えるのがなぜか印象に残りました。
7月号で書くことを失念しましたが、双玉ということで神吉氏作との違いにも着目したいです。


編集室
私にもいつか、詰将棋本の整理が必要な時が来るのでしょう。想像したくありませんが…。



いつの間にか、ちょっとした感想は100回目を迎えたようです。
継続は…になっているとよいのですが。

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