第369回詰工房参加記

本日の記事は、8月22日(日)に開催された第369回詰工房の参加記です。

所用を済ませた後で、13時20分頃にきゅりあん4階の第2特別講習室に到着。
布盤が2つセッティングされており、片方は竹中さんの未発表作、もう片方は第6期叡王戦第4局(豊島叡王(竜王)・対藤井王位・棋聖)の現在の局面でした。
前者はとある図をモチーフにした作品とのこと。ご本人の想定よりも、解図に時間が掛かっている様子でした。難易度の想定というのは難しいものですね。参加者の名誉のために、読む力の平均は高い方という情報を付け加えておきます。もう少し手が加えられて、日の目を見るかもしれません。
後者は挑戦者の藤井王位・棋聖が2勝1敗としており、勝てば奪取であるものの豊島叡王の形勢が良さそうです。とはいえ藤井王位・棋聖の粘りも知られていますので、勝負の行方は分かりません。

いつものように、複数の方の未発表作が布盤に並べられました。
作品を作れない立場からすると、毎月新作を用意できることが不思議でなりません…。
他には、1手詰の完全性についてなどの話題が挙がりました。

春霞賞候補作選考は15時5分頃から行われました。今回の解説は馬屋原さん。
詰将棋パラダイス5月号の作品が対象で、票はやや割れましたが、6作の中から2作が候補作に選出されました。ちなみに私が挙手した2作は、いずれも候補作には届きませんでした。
20分ほどで春霞賞候補作選考が完了した後は、田中さんによる今月の注目作。スマホ詰将棋パラダイスに発表された盤上の狼さん作が評判になっていました。

参加者は11名。
二次会は行われず、寄り道することなく帰路につきました。



叡王戦第4局は豊島叡王が勝ち、2勝2敗で最終局を迎えることとなりました。

2 Comments

まっつぁんこ  

マネしました

似たような記事ですがアップしました。
よろしければ御笑覧ください。

2021/08/26 (Thu) 08:09 | EDIT | REPLY |   
hirotsumeshogi
hirotsumeshogi  

まっつぁんこさん

コメントへの返信が遅くなり申し訳ございません。

コメントを頂いた日に記事を拝読しました。
残念ですが、私の記事より面白かったです…。

もう少し読み応えがある記事にできるよう、精進いたします。

2021/09/25 (Sat) 11:50 | EDIT | REPLY |   

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