北田重明氏作品紹介(第5回)

1950年代を中心に神戸新聞の毎週日曜日、夕刊で掲載された北田重明氏の作品を紹介します。
今回は、1953年7月分です。
※後日加筆いたします

1953年7月5日 第一問

神戸新聞19530705北田重明1

7五金 5五玉 5四銀成 同馬 6五飛 同馬 同金 同玉 5四角 同玉
6四角成 4五玉 4六馬 5四玉 6四金 まで15手詰

あぶり出しを予感させる形。玉方の馬と飛車を盤上から消し、角捨てが決め手となります。
カタカナの「ニ」ではなく、漢字の「二」。その理由は、次の作品で判明します。




1953年7月5日 第二問

神戸新聞19530705北田重明2

9二金 同玉 8一銀 9一玉 9二金 同龍 同銀成 同玉 9一飛 同玉
8一歩成 同玉 8二銀成 同玉 7三銀成 同玉 6二銀不成 同金 7五香 ⑳同と寄
6二飛成 7四玉 7三金 6五玉 5六角 5四玉 5三龍 同玉 4三角成 まで29手詰

変化
⑳8二玉は、6二飛成、9三玉、8三香成、9四玉、9二龍、8五玉、9六金以下変化長手数

「万」のあぶり出し。神戸新聞創刊二万号を祝しての発表でした。
25手目3八角以下、詰みがあるようです。(2021年1月4日追記)




1953年7月12日

神戸新聞19530712北田重明

1四香 同龍 1一角成 同玉 2一桂成 1二と 2二と 1三玉 1二と 同玉
3二飛成 1三玉 2二龍 まで13手詰

玉の上部脱出を阻止する初手がポイント。渋滞気味の詰方の駒を捌き、飛車が動いて解決します。




1953年7月19日

神戸新聞19530719北田重明

1二飛成 同玉 1三銀 2一玉 2二飛 3一玉 4三桂 同金 2一飛成 4二玉
4三角成 同玉 4一龍 4二合 3四金 同金 5二角 4四玉 3四角成 5五玉
5六金 まで21手詰




1953年7月26日

神戸新聞19530726北田重明1

1五飛 同玉 3五飛 1四玉 1五飛 同玉 2四銀 1四玉 2五金 同玉
3五角成 1四玉 1五銀 同玉 2六金 1四玉 2五金 まで17手詰




1953年7月26日 サービス問題

神戸新聞19530726北田重明2

6一龍 7一銀 8一金 同玉 7二桂成 9二玉 9一飛 8三玉 7三成桂 8四玉
6四龍 8五玉 9五飛成 同玉 7五龍 8五銀 ⑯8六銀 9六玉 8五龍 8七玉
9七銀 7七玉 8八龍 7六玉 8六龍 6五玉 6六龍 5四玉 6三龍 4四玉
4五銀 3五玉 3三龍 2六玉 3六龍 1七玉 1八歩 同玉 3八龍 1七玉
2八金 1六玉 1七歩 2五玉 3四銀 1四玉 2三銀不成 同玉 3三と 1三玉
2三と 1四玉 2六桂 2五玉 3四龍 2六玉 2四龍 2五桂 2七歩 3六玉
5四角成 4五角 3四龍 3五金 4五馬 同香 3五龍 同玉 2六角 3四玉
3三金 まで71手詰

「もっとむつかしい詰物」を望む声に応えて発表された作品。
龍を軸にして玉を追いかけ回していきます。
詰方6四龍は当初6五龍でしたが、解答募集中に変更。
⑯8五銀のところ8五角以下不詰と判明し、読者にお詫びすることとなってしまいました。
また、25手目3三と以下詰みがあり、58手目2五角金銀以下詰まないようです。(2021年1月4日追記)

2 Comments

EOG  

「万」は25手目38角がありますね。
サービス問題は85銀以降余詰もありますが58手目25角金銀合でも不詰のようです。

2020/12/01 (Tue) 17:01 | EDIT | REPLY |   
hirotsumeshogi
hirotsumeshogi  

EOGさん

返信が非常に遅くなってしまい、申し訳ございません。
ご指摘の内容を追記しました。

2021/01/04 (Mon) 12:35 | EDIT | REPLY |   

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