北田重明氏作品紹介(第2回)

1950年代を中心に神戸新聞の毎週日曜日、夕刊で掲載された北田重明氏の作品。
今回は、レギュラーとなった1953年4月分を紹介します。

1953年4月5日

神戸新聞19530405北田重明

1二銀 同玉 ③2三銀 同玉 3三角成 同飛 2二飛 1四玉 2五金 まで9手詰

銀を相次いで捨てて、3三角成が決め手となります。
①1一角成や③1一角成以下詰みがありますが、前者は見落とし、後者は解説で「いろいろ変化はありますが、大体十五手詰となり、香あるいは歩があまります。(中略)問題の間違いでなく、三手目の解き方が違っているのです」とあることから、詰方は持駒が余らないように詰ます、または最短で詰ます、という考えを採用していたと推測されます。




1953年4月12日

神戸新聞19530412北田重明

2三角 同飛 1三角成 ④同玉 1四金打 1二玉 2三金 同桂 ⑨2四桂 1三玉
1四飛 まで

変化
④同桂は、2二金、同飛、同と、同玉、1四桂、2三玉、2二飛まで変化同手数。

今度は角を相次いで捨て、飛車を入手して解決。
なお、⑨1四飛以下の詰みも成立します。




1953年4月19日

神戸新聞19530419北田重明

2一桂成 同玉 1一金 同玉 2三桂 同金 3三角成 同歩 2二銀打 同金
2一金 同金 2三桂 まで13手詰

2一桂をはがし、3三角成(不成も可)で桂を入手。後は捨駒により、吊るし桂の形に持っていきます。




1953年4月26日

神戸新聞19530426北田重明

1四金 同玉 2三歩不成 2四金 1五歩 1三玉 1二金 同玉 2二歩成 同玉
1四桂 1三玉 2二銀 1二玉 1一銀成 1三玉 1二成銀 同玉 3二龍 1三玉
2二龍 まで21手詰

3手目に打歩詰回避のための不成が登場。対して金合以外だと、11手目1四桂のところ2三銀が成立し、早く詰みます。
入手した桂と銀を打ち、邪魔駒になった銀を消去して詰め上がります。

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