第318回詰工房参加記
先着は金子さんと稲葉さんのお二人でした。
程なくして、森さんがお見えになりました。
たま研には参加されていますが、詰工房は珍しかったのではないでしょうか。
えび研が気になるのだけれど、場所が書いていないので…とおっしゃっていました。
久し振りの参加となった鈴川さん。
自作を披露されていましたが、絶好調の様子。
半期賞は、大学院で受賞すれば全校制覇なのですよね、恐ろしいことです。
もしくは、4校同時受賞という方向も…。
柳田さんが、近代将棋の記事を持参されていました。
期ごとの塚田賞受賞作家リストが掲載されており、あの作品、この作品と話題になりました。
私はといいますと、藤本氏の馬鋸作品の題名が出てきません。
正解は「夢の旅人」ですが、お恥ずかしい限りです…。また見直さなければ。
最近(再び)参加されるようになった今村さんは、独自の意見をお持ちの様子。
もっとお話を伺ってみたいのですが、15時頃には帰られてしまうので、早い時間に何とか…というのが次回以降の課題です。
15時10分過ぎから、春霞賞の候補作選考。
今回の候補作候補は2作、接戦となりましたが1作が候補作に選出されました。
利波さんは、あるリストを持参。
データベースを元に、ご自分で精査したとのことで、作品がなくても楽しむことができます。手広くデータとして収録することは、私にはとてもできないことで、敬意を表します。
参加者は、19名だったように思います。
二次会参加者は当初14名、途中で近藤さんが合流されました。
大きく、作品の解図に取り組む島と、雑談で盛り上がる島に分けられたでしょうか。
私は後者におりました。
鬼籍に入られた、あの方やこの方の逸話が聞けて満足でした。
安原さんが、青森大会の話題になると、週刊将棋と思われる切り抜きを取り出されたのが印象に残りました。
大橋氏の「迷宮の王」と水上氏作が掲載されている記事で、保存状態の良さに驚きました。四半世紀前の記事がすっと出てくる所も凄いことです。
稲葉さん・森さん・安原さんは1歳ずつ違うという話。
まだまだお顔を拝見できるものと思います。
20時過ぎに、失礼しました。
以上で参加記は終わり…なのですが、最後に耳より?な情報を書きたいと思います。
西東書房(七條兼三氏ゆかり)では、現在も取り扱っている詰将棋本があるという情報を聞き、本当だろうかと思いながらも電話で問い合わせてみました。
「近代将棋図式精選」は、在庫が10冊以上あるとのこと。
「本当ですか」と思わず言葉が出てしまいました。「箱は経年劣化が見られます」とのことでしたが、定価で購入が可能というのは大きいですし、手に入れる価値のある本と断言できます。
私も手元にはありませんので、もう1冊という気持ちはありますが、見たことのない方に渡るのであれば、より望ましいかなと思います。