第32回詰将棋全国大会 企画の妄想など
これまでのところ、あまり話題に上がっていない気がします。看寿賞が発表されれば、大会モードになるのではないかと思いますが。
多くのマニアが集まって語り合ったり、どなたかが持参した作品を解いたりすることに意義を感じる方も多いと思います。
今回の記事では、私が頭の中で面白そうと思った企画の紹介を中心にしたいと思います。舞台は岡山県ということで、近辺の方に焦点をあてて考えてみました。
なお、当てには行っておりません。実際は、どういう企画となりますか。
塩見一族によるミニ解答選手権
ミニ解答選手権は参加させていただいた2回でいずれも行われ、散々な成績を残してまいりました。
今年もあるとこれまた勝手に思っておりますが、塩見一族こと片山倫生氏による出題があれば、解く意欲が増しそうです。
「塩見一族作品集」が出版されれば垂涎ものですが、そこまではさすがに望めませんか。
市村道生氏の表彰
広島県在住、1933年生まれという氏。
解答順位戦では、平成7年度に700点満点を達成。
詰パラ編集部が点数を計算する制度がスタートした平成3年度から、11年連続ベスト10入りの記録を残されました。累計点数は私調べで6902点。平成3~6年度は500点満点でしたので、現在の点数ですと7600~7700点の感覚と思われます。
詰将棋段級位認定及び贈呈規定(全詰連ホームページ)に照らし合わせると、問題なく八段認定の条件を満たします。
解答の舞台をフェアリーへ移してからもその強豪ぶりは健在で、今もなお現役解答者として活躍されています。
改めて偉大さを噛みしめる機会があってもよいかと思います。
山中龍雄氏の復活
こちらも広島県在住で、岡山県の方ではありませんが…。
余詰指摘で名を馳せ、多くの作品も残した氏。
「山中龍雄作品集 短編百局」が出版されたのはちょうど40年前。中長編を含めた集大成の作品集が待たれます。
私にとっては、昔の詰将棋界の話も興味深いです。新作が見られれば理想なのですが…。
以上、妄想をお送りしました。
企画ではありませんが、本も楽しみの一つです。
新刊、角さん関連では、海老原辰夫氏の作品集がアナウンスされています。「詰将棋解答選手権2016」もあることでしょう。
さらに1冊出版予定とのことで、詳細の発表を楽しみに待ちたいと思います。
残念ながら、今年の「この詰将棋がすごい!」刊行予定はないようです。
他に出版される本があるのか、という点に注目しております。
「詰備会作品集」が出ないかなと、秘かに期待しています。
貴重な本の出品もなされるでしょうね。お金が足りなくなったりして…。
1年に1度の機会。ごく簡単な本を作成して、「ブログ読んでいます」と声を掛けてくださった方、先着数名にプレゼント…などと考えていますが、作り上げる元気がありますかどうか。
詰将棋全国大会に関しては、開催前にもう1回くらい、記事にすることがあるかもしれません。