詰パラ2015年11月号 ちょっとした感想
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今月号は、先月31日に届きました。
最初に、訂正を一つさせて頂きます。
先月号の感想で、小学校について、昨年3月号の選題の言葉が伏線か、と書きました。
ですが、昨年の10月号で既に下段玉特集が行われており、2年連続というのが正解でした。
このことに言及するのは1か月後で良いだろうと考えていましたが、気付かれていた方もいらっしゃったようで…甘かったようです。
高等学校
谷口氏、将棋世界ではご活躍でしたが、詰パラでは3年10か月振りの登場となりました。
エンジンが温まっていることが期待できます。
大学
曲詰でないことは確かです。
大学院
摩利氏の訃報は先頃伝えられましたが、現実味が感じられません。
新人コンクール
いずれの作者も初入選から1年以上経っているような…と思いましたが、投稿時点でとありましたね。
詰パラで初入選であれば…という例もあり、絶対と言うわけではないですか。
詰将棋デパート
還元型無駄合。この作者となると、以前…と思ってしまいます。
詰将棋の散歩道
この時期の付録は面白そう、と以前から興味を持っていました。
名局ライブラリー
明石氏の直近となる入選は、2005年5月号ですからちょうど10年になりますか。
最近も会合に参加されているはずですので、離れているという訳ではなさそうです。
夢想の研究②(後篇)
古図式を研究されている方はいらっしゃいますが、目のつけどころが異なっていたのかもしれませんね。
研究にのめり込んでしまうと、それだけで膨大な時間を使ってしまう気もするので、バランスが難しそうですが…。
『らんぶる』の時代
西原氏がよく分かりませんが、いずれ明らかになるでしょう。
月桂看氏は「四百人一局集」にも載っていますが、安江久男のペンネームが有名な方ですね。
山本民雄氏作が夢想の研究に続き登場。
長きに渡って出てこなかった(と思われる)ものが、機を一にして現われるのもまた、面白いです。
読者サロン
投稿から1年が経過しているのですから、服部氏に落ち度はない気がしますが…。
大学院は月2作なので、やさしい大学院を加えてもさばけないかもしれませんね。
結果稿
大学
先月の久保氏に続き、今月はグラッジ箱氏の解説ですね。
先月号の感想で書き忘れていましたが、※が消えています。
復活の可能性もありますが…。
訃報
掲載されていませんが、ホームページには書かれていますし取り上げない訳には行きません。
駒谷・摩利・桑原氏と続いてしまいました。
ネット上では、あまりに桑原氏の扱いが小さい気が…。
書くことのできる立場でないことは承知の上で、触れさせて頂きます。
実戦型難解派の雄として著名。
将棋世界200回入選はただ一人、近代将棋300回入選は他に植田・北原氏しか達成していない快挙。
塚田賞2回、半期賞1回という受賞歴は、氏を語るにはあまり参考にならないと思われます。
妙義図式・赤城図式・榛名図式合わせて320作、これは後々まで残ることでしょうし、生前に世に出されたのは見事としかいう他ありません。
デビューから65年。より早くに登場された現役作家は金田・古関・山田氏くらいではないでしょうか。
巨星墜つですね。お悔やみ申し上げます。