詰パラ2019年11月号 ちょっとした感想

本日の記事は、詰将棋パラダイス11月号のちょっとした感想です。
前月28日に到着しました。

今月の詰将棋
表紙詰将棋
江戸時代から今までの詰将棋の歴史について、私は点の理解に留まっており、線や面で押さえておきたい、という思いがあります。
個人の話は置いておくとしまして、ターニングポイントが起こる場合は、詰将棋界にとって良いことであることを願うばかりです。

キッズルーム
「狂簡」という言葉は初見でしたが、大いに心当たりがあります。
思いはあるが行動がついていかない、と申しますか…。
もっとも、私はマニアではなくファンだと考えていますが、両者の線引きは難しいですし話が脱線していきそうなので、この話題で声を大にすることは控えます。

高等学校
前期末を連想させる豪華ラインナップ。
おそらく自力では解けないのが口惜しいところです。

短期大学
関氏は5年前に1作発表がありましたが、その時は「呑舟」名義(入選回数は合算)。詰将棋学校は20年振りでしょうか。

大学院
添川・田島氏のこちらも豪華共演。

10月号にて、「詰将棋学校で4作登場は珍しいのではないでしょうか」と書きましたが、今回は大崎氏が該当しますね。

大道棋教室
第1番は初手だけは…と思いましたが、2通りありました。

山路大輔氏結婚祝賀詰
公私ともに絶好調という印象。
昨年の「とり研FINAL」二次会で実は、という話があったことを思い出します。大学卒業に伴い居住地が離れるように読み取れたので大変…と思いましたが、「都会の絵の具に染まらないで」ゴールイン。心からおめでとうございます、と申し上げます。
2010年にスマホ詰将棋パラダイスでデビュー、2014年に詰将棋パラダイスに進出し瞬く間に地位を確立。そして2019年、詰パラで慶事を祝福される。10年という月日を感じます。我が身の10年を振り返ると…やめておきます。
上谷さん渾身の脱肛…もとい脱稿ですね。
手数は短大からということで気軽にとはいきませんが、解いて満足できると思わせる作者群(雑誌のみですと、岸本氏はまだそれほど馴染みがないという声があるかもしれませんが)。
これまでの例からあぶり出しが予想されますが、実は最年少の岸本氏が最もお得意なのではないかという気…取り消した方がいいかもしれません(汗)。

中出慶一入選500回記念作品展
詰将棋パラダイスにおいては岡田敏氏に続き、史上2人目の快挙。こちらもおめでとうございます。
詰将棋作家の評価というのは様々な軸があるかと思いますが、量の面で金字塔ですね。
近畿在住の某氏が「易しいです」と仰っていましたが、祝賀詰と比較してではないことは確認していませんでした…。

彩棋会作品展
岩本氏作の初型非図形は、新鮮に見受けられました。


全詰連の頁
「詰将棋解答選手権2019」ですが、10月31日に納品となった模様ですね。


持駒のある風景
木村王位についてのエピソード。
「江戸の将棋さし」の挿絵は、加藤恵三八段の子である加藤孝雄氏のものでしょうか。近代将棋に掲載されていた「小説天野宗歩」で見覚えの印象が強いです。


おもちゃ箱だより
記録作品の特集。それぞれの作者のアイディアを感じます。
なお、「詰将棋おもちゃ箱」「詰将棋メモ」の更新は、加藤さんパソコンの不調により10月26日から休止しておりましたが、11月3日に再開し安心いたしました。


ちえのわ雑文集
沖氏による将棋・詰将棋のルールや単玉・双玉の話題。
構想作は打歩詰ルールを使用したものが多い印象ですね。縁台将棋は、場所によってルールが異ならないのだろうかとは少々思いました。


名局ライブラリー
3回以上の看寿賞受賞者が挙げられていますが、添川氏は11回→12回、若島氏は9回→10回と思われます。


解答選手権2020年出題作募集のお知らせ
1~39手の作品を12月31日まで募集。
「誰にも見せていない未投稿作品」という点にくれぐれも注意が必要ですね。
好作が多すぎて選び切れない、と実行委員が悲鳴を挙げるような状況になりますよう…。


結果稿
中学校
中9と中8には感心いたしました。
今更の感想ですが、山路氏は短編でも今年存在感を発揮されていますね。

高等学校
高7は手順を追うだけで楽しめる作品。盤面わずか8枚というのも光ります。

短期大学
短10、2.8は堅いと思いましたが…。この月の話題作の一つではないでしょうか。

大学
大6、不成の攻防が見応えあり、収束も決まっていますね。
つなぎの部分で、駒取りが少なければより…というのは望みすぎでしょうか。解いてこそ真価が分かるということなのでしょうね。
寡作なのか、ストックを豊富にお持ちなのか。今後の動向が楽しみです。

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