詰パラ2019年10月号 ちょっとした感想

本日の記事は、詰将棋パラダイス10月号のちょっとした感想です。
1日に到着しました。

今月の詰将棋
表紙詰将棋
多作家ではない(と思われる)角氏にとって、毎週5作というのは容易ではないと思われます。同一作・類似作はチェックで省いているわけですから、さらに大変でしょうね…。

大学院
馬屋原氏には「馬レース」という題名の作品もありましたね。
添川氏は2か月連続の登場。

詰将棋学校で黒川氏が4作登場。3作は時々見かけますが、4作は珍しいのではないでしょうか。塩見一族がペンネーム4つで登場ということはありましたが…。

臨時中学校
作者名では決して臨時とは分からない並び。果たして質の方はどうでしょうか。

たま研作品展
小林敏樹氏の解説はあまり見かけない気がしますので、楽しみです。

詰将棋デパート
相馬康幸氏作、「1」とはだいぶ駒の配置場所が異なりますね。


令和元年度上半期半期賞
詰将棋パラダイスホームページで予告されていた3部門受賞は山路氏。実は、山路氏か三輪氏か、確証が持てませんでした。
私の調べでは6例目、2度は初のはずです。
山路氏の半期賞、ここ3回は3部門→2部門→3部門と来ており、恐るべき勢いです。そして今回で、6部門制覇を達成。赤羽守氏・鈴川優希氏に続き3人目の快挙です。実は、3回のみでも6部門になるのですね。

相馬康幸氏の受賞コメントですが、煙詰や超長手数などと異なり、「こういう作品だ」というのが一目では分からない作品にどう意図を汲み取るかは、鑑賞眼が求められる気がしており、個人的には苦慮しているところです。


持駒のある風景
「励棋」はプログラムを動作させるためのソフトだそうですね。
私が詰将棋の世界に入った頃には、既に柿木将棋(確かⅦ)が広く活用されていたように記憶しています。
プログラムは脊尾詰と勝手に置き換えて読んでいましたが、加藤さんによると励棋にも丹頂というプログラムがあるそうなので、断定はできません。
励棋は現在販売されていませんが、脊尾詰は無償配布されており、将棋所やShogiGUI上で動作可能のようです。
現在でも、「解くだけなら柿木よりも早い」という話は耳にするように思われます。


おもちゃ箱だより
軌跡曲詰、1は解答発表時に感心した記憶があります。
これからどのような広がりを見せていくのでしょうか。


ちえのわ雑文集
進藤氏による、長編作品を楽しむこと・作ることの紹介。
長編は、解くのは容易でありません(私の力では、まず解けません)が、内容を盛り込みやすく、少ない数でも重量感が得られるという印象です。余裕がある時にじっくり楽しみたい分野ですね。


象棊手引草1
金子義隆氏による論考。熱意には頭が下がります。
初見で「手段草」と読んでしまった己の不明を恥じるばかりです…。俗称「将棋智実」ですね。


第30回社団戦参戦記~3日目編~
3勝1敗で首位に浮上。連続昇格はなるでしょうか。
10月27日の最終日は、参加者募集中だそうです。


読者サロン
沖縄で10月22日にトークイベント「詰将棋の魔法」が開催とのこと。
新ヶ江さんによるトーク、興味はありますがあまりに遠く…。


結果稿
小学校
驫氏の初解説。老成した感を受けたのは、気のせいでしょうか。

中学校
初入選のメロン氏は、近畿地方高校生作家のお一人でしたか。
詰将棋サロンにも入選がありますね。

短期大学
太刀岡氏は、量もさることながら、安定感が増してきた印象です。

大学
三作三様で、充実した選題とお見受けしました。

詰将棋デパート
岡本正貴氏作、初型着手数記録の更新ですか。


編集室
同人作家の候補者ですが、柴田氏のリストは恐らく9月号現在の入選回数と思われます。
10月号現在、入選85回以上のリストを下記に掲げます(敬称略、物故者を除く)。

94回 加藤徹、信太弘、仲西哲男、三宅英治
93回 有吉弘敏、酒井博久、山腰雅人
92回 明石六郎
91回 植田尚宏、高木道雄
90回 馬屋原剛
88回 則内誠一郎
87回 木下豊
86回 中村雅哉
85回 上田吉一、大橋健司、中嶋智志

次の入選100回到達者は、私の予想では有吉氏が最有力、次いで馬屋原氏といったところです。

「Limit7」の感想、関係者の端くれとして有難い限りです。声が寄せられると、読んでもらえているのだと励みになります。


蛇足
山本昭一氏が大学院の選題のことばで、「秋です。恋愛の季節です。」から始まる名文を残したのが1983年10月号。それからちょうど、十二支が3周した計算となります。
氏はこの世の人ではなく、選題のことばや解説で話題に挙がった柳田氏は全詰連会長、吉松氏は同事務局長というのは、時の流れを感じさせます。

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