第35回詰将棋全国大会参加記(当日・後編)

本日の記事は、7月14日(日)に開催された第35回詰将棋全国大会の参加記、当日の後編です。
いつの間にか、8月に入りましたね…。

休憩時間はアマ連杯握り詰の優秀作投票を行い、その後は挙動不審気味に歓談へ加わりました。

14時30分に第二部(お楽しみ企画)が開始。
まずはミニ詰将棋解答選手権
1-5手詰30問の初手を6分で解答。正解2点・不正解マイナス1点・無解答0点。ちなみに前半15問は手数表記あり、後半15問はランダムです。成績優秀者が決勝戦へ進みます。
前から解いていき、詰まった場合は次の問題へ移動というありきたりな方法で挑戦。結果は7問正解で14点でした。
最高得点は谷川九段の42点。36点以上を獲得した9名が決勝戦に臨みました。
ルールはスクリーンに映し出される5手以下の問題を解答が分かった時点で挙手、全手順を答えるというもの。制限時間は60秒、お手付きの場合は1問休みです。
2問正解すると優勝ですが、予選1位の方は1問アドバンテージが与えられています。
注目の第1問。Aさんが15秒ほどで挙手されたものの、解答手順の途中で「間違えました」とお手付き。沈黙が続き、残り10秒を切ったところで挙手は予選1位の谷川九段。見事正解で、優勝となりました。ご予定があり、本企画の後で会場を後にされましたが、勝負強さを発揮しての優勝でした。なお、優勝賞品は斎藤王座クリアファイル・谷川九段の揮毫入りタオル・棋書で、ご本人のものも含まれており会場は笑いに包まれました。
第1問で優勝者は決まりましたが、2位・3位決定戦が行われることに。問題ごとに正解者が代わる展開でしたが、2位が久保さん、3位が馬屋原さんとなりました。
ほとんどの問題において、10-15秒ほどで手が挙がるのには感心させられました。
次の企画は詰将棋よもやまクイズ
本企画の開催は、当日プログラムを見た際に知りましたが、ミニ詰将棋解答選手権よりはチャンスがあるかと思いながら臨みました。
3択問題を10問解答し、成績上位の方が決勝戦へ進みます。
勘で答えた問題の正答率が良く、9問正解と上出来の結果に。絶妙の問題配分のためか、全問正解者はなし。9問正解・8問正解者が決勝進出、7問正解者は多数のため予選予備問題で絞り込みの後ジャンケンで、15名が決勝戦に臨みました。個人的に最有力と考えていた三角さんの敗退は意外でしたが、問題との相性が合わなかったのかもしれません。
決勝戦のルールは、スクリーンに映し出された3択問題に対して、正解と思う札を挙げ、正解の方のみ次の問題へ進めるというもの。伊藤看寿生誕300年に因み、看寿または看寿賞に因んだ問題とのことで、古図式が勉強不足の私は嫌な予感が…。それなりに粘りましたが、6名から3名へ絞られる段階で脱落となりました。賞品が頂けるとのことで、図面用紙を選択。実は数日前に東京・将棋会館で図面用紙を購入しており、東西両方を入手した形となりました。
3名は弘光さん・藤井さん・堀内さん。ちなみに藤井さんは、ミニ詰将棋解答選手権でも決勝戦に進出(本記事を書いている途中で気付きました…)という活躍ぶりでした。優勝は弘光さんとなりました。同人参加者の実績は伊達ではありませんね。
企画が一段落し、参加者名簿配布。14時時点で北海道から沖縄まで130名が参加、関西開催では史上最多となりました。最終的には135名となりました。
続いては特別懸賞詰将棋。作者の北浜八段が登場し、正解発表・解説をされました。正解者は32名と、ちょうどよい難易度だったのではないでしょうか。なお、私は無解でした…。抽選で3名に、サイン本の進呈。「引いて下さいよー」と冗談交じりに語りかけておられたK某氏には当たりませんでした。
昨年は懇親会で行われましたが、今年は第二部に含まれた握り詰優秀作発表・表彰(集計お疲れ様でした)。3位馬屋原さん、2位岩崎さん、1位武島さんという結果。ご参加の馬屋原さんに、アマ連理事長の野山さんより表彰が行われました。もっとも、入賞の常連である馬屋原さんにとって、3位は満足のいく結果ではなかったようです。
個人的には楽しみの一つ、参加者紹介。司会の吉松さんが指名する形を取りました。一人一人の色が出ており、興味深く聞かせて頂きました。交流できない方の方が多いのは、個人的な今後の課題です。コミュニケーション上手への道は果てしなく遠い…。
プログラムも終わりに近づき、スタッフ挨拶。楽しむことができたのも、スタッフの皆さんの活躍あったればこそ。昨年はスタッフの一員でしたが、より気軽な立場で参加することができました。懇親会目的で参加という方も少なくないと聞きますが、私は参加回数を重ねても、本会も楽しめる人でありたいと考えています。
事務連絡・閉会挨拶を経て、記念撮影。昨年は2度に分けて撮影した記憶がありましたが、今年は1度で全員が収まりました。終了は17時少し前。

本会が終わり、同じく「産業創造館」の16階「桃莉」へ移動して懇親会。柴田さんの音頭で乾杯となり、思い思いに話題が繰り広げられました。参加者は100名程度とのこと、こちらも盛況でした。秘かに今年は椅子に座らないという目標を立てていましたが、何とか達成しました。例年よりも多くお話ができたような気がしています。まだまだ途上ですが…。
握り詰優秀作投票の的中者が読み上げられ、私も幸運にも対象となりました。賞品が頂けるとのことで、書籍から創棋会作品集「白雨」を見つけ、迷わず選択。当方未所持の創棋会作品集は「あさぎり」のみとなりましたが、第1作品集ですし入手は難しいですかね…。
来年の開催地福岡で主体となって活動される九州Gから、八尋さんが抱負を述べられました。九州開催は、1996年(北九州)・2008年(福岡)に続き3回目となりますね。
中締めは「Limit7」を出版された小泉さん。今後の出版の展開に、大いに期待です。

懇親会は19時30分でお開きとなりましたが、角さんが参加者を募り、有志が場所を変えて○次会へ行くことに。私もお邪魔しました。参加者は50名以上、終始賑やかで、話題は尽きないものと感心させられました。歓談は23時近くまで続いたとか。入店時、店員さんに幹事と間違えられ、その後委任された會場さんには、無難にまとめて下さったことに感謝申し上げます。


第35回詰将棋全国大会、感想を一言で申し上げますと、「楽しめました」。参加者の皆様に心から感謝いたします。
順調に参加を重ねれば、次回の関西開催で10回参加となりますが、体が持つかどうかといったところですね(もっとも、4年後まで開催サイクルが現行のままとは限りませんが)。

敢えて惜しかった点を挙げるとすれば、斎藤王座が来られなかったこと。
何らかの事情があったことと推察いたしますが、関西開催ですし、6月15日に開かれた講座「詰将棋作品の美しさと魅力について 2019」(私は申し込んだものの抽選落ち、後日の動画配信を視聴しました)で紹介された作品の内、作者の赤羽さん・小泉さん・小林敏樹さんがご参加で、話が弾んだのではと思うのです…。

来年は福岡開催。東京五輪開催の影響もあり、日程は未定ですが、前日入りで参加予定です。今回参加の方々も不参加の方々も、機会があればお会いしましょう。もちろん、会合でもよろしくお願いいたします。

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