第35回詰将棋全国大会参加記(当日・前編)

本日の記事は、7月14日(日)に開催された第35回詰将棋全国大会の参加記、当日の前編です。

寝過ごすこともなく、準備を整えてホテルを出発。
気象庁によると、大阪市の最高気温は26度。私が知る詰将棋全国大会の中では、最も暑さが控えめだったように思われました。4年前の猛暑との違いに、少々驚かされました。
10時過ぎに会場の「産業創造館」に到着し、1階ロビーで待機。
数名の方と挨拶を交わしました。

10時40分過ぎに4階へ上がると、既に20名以上の方が待機。
11時受付開始予定でしたが、10分程度前倒しで始まりました。
受付担当は冨永さんご家族。
「参加資格を満たしていません」と言われることもなく、無事入場することができました。
左側のやや前に着席。お隣は関さんとなりました。

物品販売は部屋の後ろ側。4年前は岡田さんの蔵書が販売されており、今年も貴重書にお目に掛かれないかと思っていましたが、こちらは当てが外れてしまいました。もっとも、部数が限られており、そんなに簡単に出てくるものでもないでしょうね。

恐らく公の場で初披露となる「この詰将棋がすごい!2019年度版」の搬入を、少々携わった関係でお手伝いしました。
紙に包まれた20冊を、肩に乗せて運びました。300頁超え、ずっしりとした重さがありましたね。
封を解き、並べられると列が形成され、次々に売れていきました。結局、100冊が完売とのこと。
原稿は先に拝見していましたが、本になると感慨深いものがあります。
入手したのは、「この詰将棋がすごい!2019年度版」と「TAROTRAILS」。
開始の12時までは、歓談に花を咲かせました。

定刻の12時に、司会で大会委員長も兼ねる吉松さんにより、開会宣言がありました。
大会主催者挨拶の後、柳田さんの全詰連会長挨拶
看寿賞について、委員長を今年限りで辞任し石黒さんが引き継ぐこと、選考委員に會場さんが加わることが発表されました。
2002年からということで、長きに渡る重職お疲れ様でした。もっとも、全日本詰将棋連盟会長・詰将棋解答選手権実行委員長の2つでもかなり大変だと思いますが…。
来賓挨拶は谷川九段。
図式集の解説を行うこととなり、将棋無双に取り掛かっているとのこと。
無双・図巧は出版決定、それ以降は未定で、続編は売れ行き次第のようです。
さらに、将棋ソフトの進化に絡め、最近のプロ棋戦における終盤の即詰みの話題へ展開。
私は全く盤面・手順が再現できませんでした(苦笑)。
詰パラ編集長挨拶、事務局連絡、全詰連幹事会報告と進み、表彰へと移りました。
看寿賞表彰、今回の受賞作は5作。
鈴川さん・有吉さん・若島さん・山路さんがご参加。表彰状が渡され、一言ずつ感想を述べていきました。
作品解説は、新看寿賞委員長の石黒さん。
プロジェクターに、柿木将棋の盤面が映し出されました。
短期大学の現役担当、さすがの分かりやすい解説が繰り広げられていきます。
長編賞の解説では、作品誕生の過程を山路さんへインタビュー。
逆算での創作。玉が右上の段階で、(序盤の)「48香が出るだろう」という発言に、会場はざわつきました。
そして、11月に結婚予定とのご報告。拍手が湧き起こりました。
続いて、七條賞表彰
5位までの内、竹中さん(1位)・加賀さん(3位)・松澤さん(4位)の3名がご参加。こちらも表彰状が渡され、一言ずつ感想を述べていきました。
1年間高い解答能力を持続することが大変なのは想像に難くないことで、素直に尊敬するところです。
さらに、門脇賞表彰。
今年の受賞者は浦野八段。表彰状・感想が設けられるのは、前2賞と同様です。
電車で見掛ける詰将棋の本は、ハンドブックシリーズの場合が多いように感じられます。
看寿賞選考委員や詰将棋サロン担当も過去に務め、詰将棋界への功績は大きいですね。
10回および25回参加者表彰、対象は10回が濱田さん。なお、後に吉田直嗣さんの参加が判明し、表彰されました。
25回が稲葉さんと猪股さん。壇上でタッチを交わす姿が微笑ましかったです。ちなみに、お二人は札幌大会で10回参加者表彰を受けておられます。それから15年、つまり毎年参加しての25回到達。今回で6回の私には、果てしもなく遠いですし、継続に敬意を表します。
第一部の最後を飾るのは、アマ連杯握り詰紹介
今年は、19手までの手数制限が設けられ、どうなるかと思いましたが26名から25作(同一作あり)の投稿。例年と比較して増加したのではないでしょうか。上限が明確になることにより、より多くの方の投稿意欲を刺激したのかもしれません。
1作ずつ手順鑑賞と解説が行われていきます。作者が伏せられるのは、関西開催の特徴かもしれません。作者名の消し忘れ?があったのは、ご愛嬌ということで…。
プログラム記載の通り、13時50分に第一部が終了。40分間の休憩に入りました。

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