第32回詰将棋全国大会参加記(その3)

前回に続いて、第32回詰将棋全国大会の参加記です。
アマ連杯握り詰紹介
使用駒は「玉角金金金銀桂香歩歩歩」。投稿は22作でした。
手数の内訳は、15手以下6作、17~29手5作、31~39手5作、41手以上6作。短い順に並びました。
今年は作品が印刷された冊子に解答が付されておらず、指将棋の強豪で詰将棋作家でもある長谷川さんが前方にてその場で解図、参加者も一緒に考える形式が取られました。
作意を進めていくのは平井さん。そう言えばかつての解答強豪、解答順位戦で満点も達成(平成7年度)されていたことを思い出しました。
柿木将棋の棋譜ファイルには作意のみが入力されており、1手進めるボタンが押されるか、継続対局ボタンが押されるかで正解不正解が判明する仕組み。
合駒が出てくる作品が多く見受けられました。駒数が少ないですので、粘りのある手順を実現するためには合駒ということになるのでしょうか。個人的には、鑑賞する分には楽しいのですが、考えると頭が痛くなってしまいます。
さすがに手が見える長谷川さん、前半の作品はすらすらと作意手順が進みます。ですが手数が長くなると、一筋縄ではいきません。「これも難しい、これも難しい」と平井さんのコメント。やや余裕があった時間も、次第に押していきました。
後ろの作品に関してはややスピードアップし、最後の作品を解き終えました。

今年の形式は、作意以外も楽しむことができるという点で、アイディアは良いなと思いました。
ですが、解く方に力があるとは言え、22作を1人で、しかも大勢の前で解くというのは大変かなと…。
2(3)人同時や、途中で交代するというのも考えられそうです。ただ、実際に行わなければ分からない部分も多いですね。
長谷川さん、お疲れ様でした。

柳田さんよりアナウンス。
先月亡くなられた、駒場和男氏に九段追贈とのこと。
未発表作があるようで、いずれ公開されるかもしれません。ただし作意は現在のところ見つかっていないようで、ただでさえ難解であることが予想される、氏の作品を検討するのは大変そうです…。
「月下美人」と「おくろう記」の会場販売される旨も伝えられました。

第一部が終了、休憩に入りました。
悩みながら3作を選び、握り詰の投票を終えました。その後、購入した書籍を読む時間としました。
「星河」「しろかわ」「詰将棋解答選手権2016」の他に「極光」、道将連ブックス5冊。「ねむりねこ」を購入し忘れたのは少し後悔しております。
そして参加賞の「中四国詰将棋作家一局集」。形式は「四百人一局集」を踏襲、原稿は全て自著とのこと。
いきなりあの作家が登場したのは驚きました。意味深な記述も見受けられましたが、これは会合で本人に、ということでしょうか。時間やお金との相談になりそうです。

「しろかわ」について少し書いておきたいと思います。
岩崎守男氏は、詰パラではそれほど馴染みがないかもしれませんが、近代将棋や将棋世界では知られた方ではないでしょうか。お名前はよく見かけた記憶があります。
難解さのある逆算を得意とする作家、という印象です。
さて内容ですが、発表順に100作収録、作者の解説が付されています。全作解かれたという竹中氏の短評が厚みを増しています。
松山将棋センターの児島さんによる製作。紆余曲折がありながらの完成、無事形になったことが喜ばしいです。作品集はいいものだと改めて思いました。今後、じっくりと並べる予定です。
あとがきに創作は一応休止とありますが、また拝見したいものです。
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