「近代将棋」詰将棋コーナー目録(1953年)②

本日の更新は、近代将棋誌の詰将棋コーナーで1953年に発表された作品の目録、2回目です。
1953年4月号(通巻第37号)
力試し詰将棋 愛媛県 宮本兼利
詰将棋鑑賞室
甲組
甲の73 初入選 岡山県 平田好孝 二十五級
甲の74 入選12回 福島県 渡部正裕 十五級
甲の75 東京都 金田秀信・荒川善雄 十五級
甲の76 入選3回 福島県 安東功 十二級
甲の77 入選8回 群馬県 杉田宇通 十一級
甲の78 入選48回 北海道 柏川悦夫 八級
乙組
乙の49 入選16回 群馬県 桑原辰雄 八級
乙の50 入選17回 群馬県 湯村光造 五級
乙の51 入選2回 神奈川県 市川靖雄 四級
乙の52 入選4回 東京都 黒川一郎「波」 初段

1953年5月号(通巻第38号)
詰将棋鑑賞室
甲組
甲の79 初入選 神奈川県 石井康夫 十八級
甲の80 入選3回 広島県 島哲夫 十五級
甲の81 初入選 岐阜県 原広路 十四級
甲の82 初入選 大阪府 岡田富行 十二級
甲の83 入選5回 東京都 荒川善雄 十二級 短篇賞
甲の84 入選2回 東京都 柴田利幸 十二級
乙組
乙の53 入選48回 北海道 柏川悦夫 七級
乙の54 初入選 東京都 川上泰晴 六級 中篇賞
乙の55 初入選 大阪府 川崎弘 四級
乙の56 入選10回 長野県 北原義治 三級

1953年6月号(通巻第39号)
二上六段全勝を祝す 北海道 柏川悦夫 特技賞
詰将棋鑑賞室
甲組
甲の85 初入選 東京都 秋元雄一 二十級
甲の86 入選18回 群馬県 湯村光造 十五級
甲の87 入選7回 東京都 福島愛夫 十二級
甲の88 入選12回 北海道 渡辺一平 十級
甲の89 入選2回 新潟県 青木甫 十級
甲の90 入選16回 兵庫県 小西稔 十級
乙組
乙の57 初入選 奈良県 小西良和 九級
乙の58 初入選 東京都 椿春男 七級 新人賞
乙の59 入選27回 東京都 真木一明 五級
乙の60 入選8回 奈良県 和田平一 三級



入選回数に不審な点がある方もいらっしゃるのですが、1952年以前の資料が揃っていないので、記載の通りとしております。

6月号で発表された柏川氏作は二→上の立体曲詰ですが、解付き発表だったとは知りませんでした。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

二度目の初入選

>>入選回数に不審な点がある方もいらっしゃるのですが、

その一例をネタに――

2015/09/10の記事に、
 ①川崎弘「市松」将棋評論1952.01詰将棋新題ホ
が登場しています。
これも「近代将棋」誌の入選回数に加算されているはず(2015/10/15の記事)なので、今回の記事の
  初入選 大阪府 川崎弘
  (T-Baseでは、②川崎弘21手・余詰・近将1953.05)
は、近将誌に多い(同じ記事による)という入選回数の誤りですね。
なお、『北斗』ではこの「二度目の初入選」への言及は見あたりません。①は第49番として収録はされていますが、「今の水準ならボツ?」との自評付き。②の修正図は見あたりません。

ついでに、「記録の不備で掲載誌が不明」とされている『北斗』第12番。T-Baseでは
 ③川崎弘13手・詰パラ1971.12東西対抗
 (ついでに図面を紹介)
  攻方:27香38銀57飛
  受方:14歩18香24歩28玉36香45飛
  持駒:角角金
として収められています。
これって、蓮湖吟人(七條兼三)作7手(2013/03/15の記事へのコメントを参照)と競ったわけですね。まあ、42作品も掲載されていて、今日の「短コン」みたいなものだったのでしょうが。

(追補:合作;倉敷ゆかりの)

ところで、合作名義の場合、入選回数に算入されているのでしょうか。たとえば、4月号の「東京都 金田秀信・荒川善雄」両氏。

ついでに、その2題前で初入選を果たしている平田好孝氏は倉敷市の出身(「借り猫かも」2014/10/11)とか。今年の全国大会開催地にゆかりの作家として、私が知っているのは、
 ・指将棋の大山康晴十五世名人
 ・今回の開催にご尽力されている方々(パラ2015.09全国大会レポート)
 ・田中輝和(鵬看)・松川正亀の両氏(『四百人一局集』;パラ2010.04「詰将棋あれこれ」)
くらいなのですが、他にどなたかいらっしゃるでしょうか。

谷川さん

二度目の初入選は、長い期間冬眠されていた場合などにも起こりますね。
最近ですと、一昨年の詰パラ・短コンでしょうか。
同姓同名の別人という可能性もありますので、はっきりしない場合には事前に確認を取れれば…と思います。
詰パラでは例があるか分かりませんが、近代将棋では逆に、いきなり入選2回になったという話も聞きます。

「北斗」が出版されたのは1986年とのこと。
データベースのない時代でしょうから、自作といえども手掛かりを失うと、探すのが難しいというのは納得のいくところです。

合作の入選扱いですが、恐らく両者に1回ずつ加算されていたのではないかと思います。

倉敷市の詰将棋作家は、平井康雄氏、小林尚樹氏しか出てきません。お二人とも、詰将棋全国大会の関係者ではないかと思われます。
岡山県に範囲を広げても、あまり浮かばないですね。
片山(塩見)倫生氏、勝亮三氏、髙谷仲達氏、川崎幸太郎氏、赤畠卓氏、(岡山県での発表はないようですが)長谷川大地氏といったところでしょうか。
プロフィール

hirotsumeshogi

Author:hirotsumeshogi
少ない知識をフル活用させています。
当ブログはリンクフリーです。
相互リンクは詰将棋関係のものであれば原則受けさせて頂きます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR