谷川九段 詰パラ入選の軌跡

現在、日本将棋連盟の会長を務める谷川浩司九段。
タイトル通算27期、十七世名人有資格者という棋士としての実績は言うまでもありませんが、詰将棋作家としての活躍も外すことはできません。
詰将棋パラダイスでは、1987年5月号短期大学で初入選。
他の作家と同じように、「神戸市 谷川浩司」の表記でした。
プロ棋士の中で唯一となる入選100回を2010年5月号で達成。
現状を見るに、2人目が出る可能性は低そうです。

看寿賞は平成9年度に特別賞を受賞、半期賞も6回を数えます。

詰将棋順位戦にも参加されていたということも忘れてはなりません。
名前を伏せて出題され、A級6人・B級8人・C級9人の内3人ずつが降級となる厳しいイベント。
D級順位戦を経て、第5期から第21期までの参加は、かなり長い方ではないでしょうか。

将棋世界では、2001年と2002年に詰将棋サロン選者、現在は懸賞詰将棋の出題をされています。

他には文藝春秋でも出題されていますね、まだあるかもしれませんが…。

書籍としては、2008年の「光速の詰将棋」に続き、2011年には「月下推敲」を世に出されました。
どちらも、紙媒体としては現在販売していないようですね…。「月下推敲」は電子書籍で読むことができるようです。

「月下推敲」、個人的に興味を持ったのは、結果が掲載されていることでした。
詰パラ発表作では、評点に加え、現在は存在していない順位も付けられています。
将棋世界発表作では、解答者数と正解率が書かれています。
短評も掲載されており、作品はもちろんのこと、詰将棋史としても楽しむことができますね。

以下、詰将棋パラダイス誌での、年・コーナー別の入選回数についてまとめてみました。

1987122117
19881214
199311
1994112116
19951211218
19961113
1997213
199811
19991113
2000112
200111
20023211714
20032121118
200411114
200513116
20061221118
200711211118
200812115
2009111115
201011125
20111113
2012112
201422
2015112
合計416181113141817111

小…小学校、中…中学校、高…高等学校、短…短期大学、大…大学、院…大学院、デ…詰将棋デパート、段…短期段位認定、順…詰将棋順位戦、他…その他
2015年は10月号現在

短期大学と大学での発表数が多く、中編作家ということが言えるでしょうか。
21世紀に入ってから、発表ペースが上がったことが伺えます。

折角ですので、1作だけ載せておくこととします。

谷川氏作

谷川浩司氏作
詰将棋パラダイス 平成6年11月号
月下推敲第59番

詰手順
1三香 1二歩 同香成 同玉 2二飛 同玉 3四桂 同桂 3一銀 同玉
3二歩 同銀 1三角 同桂 4二金 2二玉 3二金 1一玉 1二歩 同玉
2三銀 同玉 3三と 1二玉 2二金まで25手詰

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