第82期以降の塚田賞受賞作品(最終回)(第101期)①

今回より、第101期に入ります。
第101期(平成20年)

残念ながら、平成20年6月号をもって近代将棋誌は休刊に…。それと共に、塚田賞の歴史も途絶えることとなってしまいました。
5・6月号に発表された作品は解答発表がなされませんでした。
海老原辰夫・岩崎守男・野村量各氏は無鑑査作家となる入選100回を狙うことができただけに、無念だったことと思います。
初入選は加藤義信・伴野裕・奥田典正・小田原芳樹・白石哲也・山田淳の6氏でした。
賞の選定は行われませんでしたが、今回と次回で、4月号までに発表された作品の中から、私の独断と偏見により10作を紹介して締めくくりとさせて頂こうとおもいます。今回は短篇部門です。


短篇 妻木貴雄作


第101期短篇 妻木氏作

妻木貴雄作(平成20年1月号) 詰手順
5二銀 3二玉 4二銀成 同玉 4三銀打 3一玉 4二角 2二玉 3二銀成 同玉
3三銀 2一玉 3一角成 同玉 6一飛成まで15手詰
打って捨てる手触りが楽しめる作品。4二角が打ちにくそうです。
妻木氏の作品は素晴らしい作品ばかりで、選ぶのに迷いました。


短篇 植田尚宏作


第101期短篇 植田氏作

植田尚宏作(平成20年1月号) 詰手順
2一銀 2三玉 2二金 同玉 1二飛 3一玉 2三桂 4一玉 5三桂 同金
3一桂成 同玉 4二銀 同銀 3二銀成 同金 1一飛成まで17手詰
軽快派として有名な植田氏。その次々と作品を発表していくのは驚く他ありません。
駒の動きが快く、満足できるのではないかと思います。


短篇 有田和洋作


第101期短篇 有田氏作

有田和洋作(平成20年1月号) 詰手順
2二銀 同香 2三桂 同角 2一金 同玉 4一飛 3一銀 3二銀 同玉
4三香成 2一玉 1二銀 同角 3一飛成 同玉 3二銀まで17手詰
3四の角をどこかで取るのだろうかと思いましたが、それはありませんでした。
爽快感ある手が続き、巧くまとまっています。


短篇 海老原辰夫作


第101期短篇 海老原氏作

海老原辰夫作(平成20年3月号) 詰手順
1三銀 同角 2四桂 同角 2二金 同玉 3三銀 同角 同角成 1三玉
2二角 同銀 1一飛成 同銀 1四香 同玉 2四馬まで17手詰
2二の角が3回動いて取られ、詰方の駒となって2二角と打ち捨てられる。詰上りは清涼詰です。



いよいよ、次回更新が(本当の)最終回となります。
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