第82期以降の塚田賞受賞作品(19)(第100期)②

今回は第100期の中篇部門を取り上げます。
中篇賞 中島久雄作


第100期中篇賞 中島氏作

中島久雄作(平成19年4月号) 詰手順
3五銀 3六玉 4四銀 2六玉 3五馬 1五玉 2四馬 2六玉 3五銀 3六玉
4八桂 同と 4六銀 2六玉 3七銀 1六玉 1七歩 同玉 2八銀 同と
3五馬 同金 1四飛 2六玉 1六飛まで25手詰
銀と馬による開き王手含みのパズル。その双方を消去して詰め上がります。
枠の中で終始手が進む、感じのよい作品です。


中篇次点 石本 仰作


第100期中篇次点 石本氏作

石本 仰作(平成19年1月号) 詰手順
6四角 7三銀打 同角成 同玉 6四銀 同金 8二銀 同玉 7一角 7三玉
7二龍 同金 6二銀 同金 同角成 同玉 4二龍 5二飛 5三金 7三玉
7二金 同飛 同龍 同玉 5二飛 7三玉 6二飛成まで27手詰
指将棋派が飛びつきそうな形。作者名から、形だけでないだろうと分かります。
初手6四角は限定打。7三銀打の合駒に角を切り、6四銀~8二銀~7一角。
詰ませることができれば、気分が良いのではないでしょうか。


中篇次々点 飯室宥蘭作


第100期中篇次々点 飯室氏作

飯室宥蘭作(平成19年2月号) 詰手順
3四桂 4一玉 7四馬 5二桂 4三龍 3一玉 7五馬 6四桂 3三龍 4一玉
7四馬 5二桂 4三龍 3一玉 6四馬 同桂 2三桂 2一玉 1一桂成 3一玉
2一成桂 同玉 2三龍 3一玉 2二桂成 4二玉 3二成桂 5二玉 6三龍
まで29手詰
3手目7四馬に対して5二桂合。7五馬に対してその桂を跳ねて応じます。再度の7四馬に5二桂合。その桂馬を取る6四馬に同金とさせることで、最終手の6三龍が取れないようになっています。虚々実々の応酬が楽しめます。


中篇次々点 山田修司作


第100期中篇次々点 山田氏作

山田修司作(平成19年10月号) 詰手順
4一角 1三玉 2三と 同馬 1四銀 同馬 同角成 同玉 4一角 1三玉
1四銀 2二玉 2三銀成 1一玉 1二成銀 同玉 2四桂打 1一玉 1四香 1三歩
1二桂成 同玉 2四桂 1一玉 1三香不成 2二玉 3二角成 1三玉 1四歩 2四玉
2五歩まで31手詰
初形の枠をはみ出す4一角。9手目で再度出現するのはさすがと思わせます。
進んで2四桂打は少々重さを感じますが、1三歩に対して同香不成とせず、打歩詰を回避する目的で1二桂成と捨ててからはうまくさばけます。
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