第82期以降の塚田賞受賞作品(16)(第97期)①

第97期に入り、今回は短篇部門を取り上げます。
第97期(平成16年)

この年、21年間に渡って不動だった煙詰の最長手数記録が更新されました。
従来の最長手数作の作者であった添川公司氏も更新となる「妖精2」を発表して長篇賞を受賞。3期連続15度目の受賞は、北原義治氏に並ぶ最多タイでした。
その北原氏が、6月2日に69歳で亡くなられました。作品の発表は続けており、突然という言葉がぴったりだったと思われます。
短篇では三浦司氏が初受賞。中篇は票が割れて該当作なしとなりました。
担当が力だめし詰将棋が2月号から、詰将棋シアターが7月号からそれぞれ柳田明氏に代わりました。
初入選は、坂東健次・岩田智之・山口祐・逢坂太郎・山口正・井上徹也・平山邦男の7氏。


第97期「塚田賞」選考投票 集計表

※伊藤果氏の長篇部門、添川氏作4月号への投票は5月号の可能性あり


短篇賞 三浦 司作


第97期短篇賞 三浦氏作

三浦 司作(平成16年5月号) 詰手順
3一金 2二玉 1三銀 同玉 2四角打 2二玉 3三角引成 同桂 4二飛成 1一玉
3三角成 2二銀 2一金 同玉 1三桂 同銀 1二龍 同玉 1一飛まで19手詰
3一金とベタッと打ってから、1三銀が絶好の手。以下の流れもよくできています。


短篇次点 北川 明作


第97期短篇次点 北川氏作

北川 明作(平成16年2月号) 詰手順
2五桂 同金 1二金 同玉 2一銀不成 同玉 5四角 1二玉 3二飛成 2二金
同龍 同玉 3四桂 1三玉 1二金 同玉 2一角成 同玉 2二金まで19手詰
初手2五桂が後の上部脱出を防ぐ伏線手。1二捨て~2一捨てのリフレインも面白いです。


短篇次々点 金子義隆作


第97期短篇次々点 金子氏作

金子義隆作(平成16年2月号) 詰手順
2五飛 2四歩 同飛 1三玉 2三飛成 同玉 2五香 3二玉 3三歩 同桂
3一角成 同玉 4一銀成 3二玉 4二成銀まで15手詰
初手に香車を打っては2三歩の変化が詰みません。そこで飛車の登場となります。
なお2手目2三歩は早く詰みます。
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鍵付きコメントさん

ご指摘の通りです。
訂正いたしました。ありがとうございました。
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