第82期以降の塚田賞受賞作品(3)(第84期)①

しばらくの間止まっていましたが、再開したいと思います。
第84期に入り、今回は短篇部門を取り上げます。
第84期(平成6年7~12月号)

この期、短篇は林雄一氏が4回目の受賞、中篇は原島利郎氏が2回目の受賞、長篇は北原義治氏が単独最多となる14回目の受賞となりました。
8月号で祝・羽生新名人記念詰将棋が北原碧春氏によって発表されました。2作とも新名人の年齢に合わせ23手詰という趣向でした。
トピックとしては、巨椋鴻之介氏の復活が挙げられます。
初入選は大谷伊知郎・三角淳・梅田亮の3氏。毎号入選は植田尚宏氏と岩崎守男氏が達成されました。


第84期「塚田賞」選考投票 集計表



短篇賞 林 雄一作


第84期短篇賞 林氏作

林 雄一作(平成6年9月号) 詰手順
3九金 同玉 4七銀 3七角成 4八銀 2九玉 3八銀 1八玉 1五飛 同馬
1九歩 2八玉 3九銀 同玉 2九金まで15手詰
角による移動中合、その後も破綻なくまとまっています。
この方も復活が待たれる作家の一人ではないでしょうか。


短篇次点 海老原辰夫作


第84期短篇次点 海老原氏作

海老原辰夫作(平成6年7月号) 詰手順
3四角 2三歩合 2二金 同玉 3三銀成 同玉 4三角成 2二玉 3二馬 1二玉
2二馬 同玉 4二飛成まで13手詰
2三の地点を塞いでから駒をさばきにかかる、実戦型の佳作でした。


短篇次点 植田尚宏作


第84期短篇次点 植田氏作

植田尚宏作(平成6年9月号) 詰手順
4一角成 3四玉 3三桂成 同玉 2二銀 同玉 2五龍 2四飛合 同龍 同銀
2三銀 2三玉 3四飛 同銀 3二馬まで15手詰
余計な文章は不要、植田流の手触りをお楽しみ下さい。
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