第82期以降の塚田賞受賞作品(1)(第82期)②

今回は第82期の中篇部門を取り上げます。
中篇賞 金成憲雄作


第82期中篇賞 金成氏作

金成憲雄作(平成5年8月号) 詰手順
1八銀 同飛不成 3九馬 2八飛不成 2六銀 1六玉 2五馬 2七玉 1九桂 1八玉
3六馬 1九玉 2八馬 同玉 3七馬 3九玉 3八飛 4九玉 4八馬まで19手詰
本局、2手目の飛不成がポイントでしょうか。盤面わずか4枚からの好手順です。
「筋ワル生」のペンネームで知られ、余詰指摘などに腕力を発揮された金成氏。
詰将棋パラダイス誌においては複数回解答王になられています。
残念ながら昨年逝去されました。


中篇次点 湯村光造作


第82期中篇次点 湯村氏作

湯村光造作(平成5年9月号) 詰手順
5四銀 同歩 5六龍 同桂 3七桂 4四玉 5六桂 4三玉 5五桂打 同飛(途中図)

途中図(10手目同飛まで)
第82期中篇次点 湯村氏作1

同桂 同歩 4五飛 4四歩合 同飛 3二玉 4三飛成 同玉 4四歩 3二玉
3一馬 2三玉 2二と 1四玉 3二馬 2三歩合 同馬 同銀 1五歩 同角
2五銀まで31手詰

作者「10手目の55同飛が不利取駒(仮称)による打歩詰誘致で、多分新手筋かと思います」
打歩詰の研究で知られる湯村氏の新構想作品です。


中篇次々点 市島啓樹作


第82期中篇次々点 市島氏作

市島啓樹作(平成5年10月号) 詰手順
2六桂 同と 4五銀 同馬 5四飛不成 4三玉 5二飛成 3四玉 5四龍 4四馬引
同龍 同馬 5二角 4三馬 同角成 同歩 2五角 同と 3五歩 同と
3三銀成まで21手詰

2度にわたる打歩詰誘致のための馬移動合。並べるだけでも素晴らしさを感じることができます。
作者の市島氏はこの年デビュー。売り出し中だったと思われます。その後数々の輝かしい作品を発表され、「看寿賞に最も近い男」と呼ばれたこともあったとか。今後もご登場の予定です。
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