詰将棋パラダイス2014年2月号 ちょっとした感想

本日は、詰将棋パラダイス2月号のちょっとした感想を書きたいと思います。
今月の詰将棋
表紙
塚田賞作家の岩崎氏が登場。
「近代将棋」から詰将棋の世界に入った一人として、文章には胸が塞がりました。
発表の選択肢が少なくなるというのは悲しいことだと思います。
かつては近代将棋、将棋ジャーナル、将棋マガジン、枻将棋讃歌とあったことを考えますと寂しいです。
桑原氏、植田氏などの作品を見掛ける機会が減ってしまったのは残念です。
インターネット上でも発表はできますが…(「スマホ詰パラ」もありますね)。
ともあれ、岩崎氏のさらなる活躍を見てみたいです。
高等学校
大物との声高い藤井聡太氏の作品がありますね。
大学
飛角図式の名手江口氏登場。
大学院
摩利氏が入選100回に到達。

山路氏が短期大学で初入選、さらには大学院にも出ています。寡聞にして存じ上げないのですが、活躍の予感がします。
田中孝海氏が入選86回とのことで、発表ペースからして同人作家入りが見えてきた気がします。到達すれば、最年長での入選100回となるのでしょうか。

二つの訃報
柿久桂古氏と安達康二氏が逝去とのこと。
柿久桂古氏は90歳を越えてなお大学まで全解される驚異の解答者、安達氏は有名曲詰作家というイメージがあります。
お悔やみ申し上げます。

通巻700号記念作品募集
「祝新年おめでとう 詰将棋パラダイス」という企画が1976年1月号にあったようですね。
大塚播州・北川明・岡田敏・長谷繁蔵・柴田昭彦・小西逸生・森田正司・吉田健の各氏による「PARADISE」の作品群。
半数の4題が残念ながら不完全となってしまいましたが、残った4作の内の1作を掲げます。


森田正司氏作 詰将棋パラダイス昭和51年1月号

寄せられた短評です。
筋ワル生-36金には参った。凡手45飛の後だけに効果的だった。森田氏会心の一手と思う。
磯田征一-36金なんて驚いた手があるもの。一時は不詰かと思った。
新ヶ江幸弘-曲詰の傑作と思う。妙手の36金、65金合を含めて見事。
新田道雄-本局には参った。7手目の心理的妙手は何ともいえない良い味。
佐々木光正-解くのに半月。傑作です。
秋元竜司-難解作。7手目36金が映らず、非常に苦労した。

今回はどのような競演が見られますか、楽しみです。

坂東仁市の持駒趣向
持駒が4枚の作品が20作、よく作れるものです。

結果稿
千葉氏が実力発揮といったところでしょうか。
高等学校
田島氏作の結果発表。狙いと詰上りに唖然としました。
D級順位戦
昇級者が決まりましたが、斎藤氏はこの点数で次点ですか。
他にも4点台はあった気がしますし、高レベルでの決着となりました。

参考までに第1期順位戦(1992年開催)の出場メンバーを掲げます。
A級
1 小泉潔
2 小林敏樹
3 山田康平
4 清水一男
5 森長宏明
6 添川公司
7 酒井克彦
8 藤井国夫
B級
1 柴田昭彦
2 宇佐見正
3 柳田明
4 上田吉一
5 若島正
6 新田道雄
7 岡田敏
8 大和敏雄
C級
1 北村憲一
2 赤羽守
2 有吉澄男
2 大橋健司
2 小西逸生
2 田原宏
2 中出慶一
2 橋本樹
2 橋本守正
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添川公司氏作『幻想飛行』

詰パラの2月号はまだ購入していない (※ 毎号欠かさず読むわけではないので、八重洲ブックセンターで店頭購入しています) のですが、
WEBサイト「詰将棋一番星」の記事 ( http://homepage3.nifty.com/1banboshi/image/page04-03.pdf ) によると、添川氏の『幻想飛行』 は351手詰とのことですので、完全なら、香はがし趣向作品の最長手数記録かもしれません。

※ 以前に田島秀男氏作の443手詰という長手数作品がありましたが、残念ながら不完全作でした。
( http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/kenkyu/cholist7.htm )

名無しさんへ

「幻想飛行」、香はがしの最長手数作という見方は持っていませんでしたがそうかもしれませんね。
個人的には「夜間飛行」「旋回飛行」「幻想飛行」と来て、後続作があるのかどうかが気になるところです。
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