1990年7~9月号の近代将棋詰将棋

昨日の記事の続きです。
8月号から、詰将棋鑑賞室の解説者が吉田健氏から兼井千澄氏に、詰将棋研究室の解説者が森田銀杏氏から服部敦氏に交代しています。
9月号から、詰将棋鑑賞室→昼の詰将棋、詰将棋研究室→夜の詰将棋とタイトルが変更されています。
1990年7月号

詰将棋鑑賞室
1 入選3回 塩津康司
2 入選2回 菊山秀夫
3 入選71回 原島利郎
4 入選7回 清水一男
5 初入選 岸原秀行
6 入選20回 井内直紀
7 入選103回 南倫夫
8 入選340回 植田尚宏

詰将棋研究室
A 入選171回 桑原辰雄
B 入選10回 阿部冷二
C 入選7回 平正利
D 初入選 望月英二「事件」


1990年8月号

詰将棋鑑賞室
1 入選163回 柏川香悦
2 入選13回 角建逸
3 入選205回 岡田敏
4 入選186回 金田秀信
5 入選172回 桑原辰雄
6 入選341回 植田尚宏
7 入選72回 原島利郎
8 入選2回 岸原秀行

詰将棋研究室
A 入選10回 斎藤仁士
B 入選11回 水上仁
C 入選2回 大光菱輝
D 入選7回 飯尾晃「サザンクロス」


1990年9月号

昼の詰将棋
1 入選24回 山本進
2 入選187回 金田秀信
3 入選5回 大麻雅人
4 入選8回 菊山秀夫
5 入選21回 井内直紀
6 入選73回 原島利郎
7 入選342回 植田尚宏
8 入選173回 桑原辰雄

夜の詰将棋
A 入選9回 明石六郎
B 入選20回 林雄一
C 入選8回 飯尾晃
D 入選24回 飯田岳一「ラーの鏡」

岡田敏「俳句詰将棋」10題(入選206~215回)


9月号の夜の詰将棋D、飯田岳一作「ラーの鏡」について少し触れます。
まずは詰上り図をご覧に入れます。

20130203203117.gif

以下、解説文の一部転載です。

作者「全駒の『イイダ印』です。この詰上りは、某誌ではヤヒロ印等と呼ばれていますが、オリジナルは私が15年も前に発表しています。本来は『イイダ印』と言うべきです。今回は何も知らぬ若人の為に、オリジナルを再確認する為、あえて作ってみました。15年かかって、全駒まで発展させたわけです。不動駒は僅か2枚(新記録!)、極致の曲詰でこの形の決定版と言えましょう。」
苦労して作り上げた自分の世界が忘れ去られて仕舞うのは寂しい事、氏のこだわりは充分理解出来るものです。ただ惜しむべし、序盤に早詰がありました。3手目28と、19玉、18と、同玉の時48龍と上がると、歩合が出来ぬ為に、簡単に詰んでしまうのです。

飯田氏がオリジナルかどうかは私にはわかりませんが、復権を懸けた詰将棋が不完全だったというのは悲哀を感じます。
なお、調べてみたところ森田氏の指摘以外にも多くの部分で早・余詰が発見されてしまいました。


これで前ブログから転載しようと考えていた記事を載せ終えました。
ただの転載ではつまらないと思われそうですので、一部作品を差し替えました。
数日間休んだのち、何か書いていきたいと思います。

追記(2014年1月18日)
「ラーの鏡」は詰将棋パラダイス1991年5月号に修正図が掲載されていますが、完全作とはなっていないようです。
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