長編詰将棋の鑑賞 第5回

「長編詰将棋の鑑賞」「短・中編詰将棋の鑑賞」でもご登場頂いた柏川悦夫氏の作品を取り上げます。



柏川悦夫氏作 将棋時代昭和25年1月号修正・改良図
詰将棋半世紀・駒と人生第18番

作品の性質としては中編のような気もしますが、手数で区切ると長編ということでこちらに入れました。
桂馬による開き王手の繰り返しが、何ともリズミカルです。

この作品の原図が発表されたのは二十代の頃ですが、氏は長い時間を掛けて推敲を重ねられました。
「詰将棋半世紀」に収録された図は余詰が発生したため修正されています。
ちなみに「詰将棋半世紀」は氏が72歳の時に出版。
七十代や八十代の作家も珍しくない詰将棋は、長く楽しめるものだなとの思いを新たにします。

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